事前に必ず決めておこう!引越し先の家具配置
引越し前に必ず決めておきたいことのひとつが
「引越し先における、家具の配置をどうするか」ということです。
もし、これを考えずに引越し当日を迎えてしまうと、
引越し先での荷物の搬入・設置の際に混乱をきたしてしまい、
「家具や家電などがきちんと部屋内におさまらない」
という状態まで招いてしまうことになります。
というわけでここでは、効率よく引越し先の家具配置を事前に決めておくためのポイントをご紹介します。
引越し先の間取りのコピーを用意しよう!
まず何より先に用意しておきたいのが、「引越し先の間取りのコピー」です。
なるべく正確な間取りが書かれたものを用意しましょう。
そして次に、間取り図を大きめにコピーします。
1フロアにつき、B4またはA3ぐらいを使うぐらいの大きさまで拡大コピーしましょう。
また、設計図がある場合は、それを利用するのもおすすめです。
設計図は一定の縮尺で正確に書かれていますから、間取り図よりもより使いやすいと言えるでしょう。
引越し先の実寸を測ろう!
間取り図のコピーを用意したら、できれば次は、新居となる引越し先の実寸を測りましょう。
壁面寸法や天井までの高さなど、できる限り詳しく測ります。
そして、計測した実寸の寸法を、間取り図にどんどん書き込んでいきます。
天井の高さは、「1Fリビングの天井高○○cm」などと欄外に書き込むといいでしょう。
天井の高さは一度測ればOK、と思われるかもしれませんが、たとえば一戸建ての場合、1階と2階の天井高が違うところもありますし、マンションやアパートの場合だと、配管などが天井に通っているため、配管が通っている部分は天井が低くなっているという物件もありますので、できる限り「部屋ごとの天井高」をきちんと測っておくことをおすすめします。
「新居がまだ建築中なので実寸が測れない」という場合は、業者にきちんとした「内寸」を確認しておきましょう。
また、中古物件への引越しで、引越し先の住居がまだ居住中である場合も、住人に許可を得た上で、できる限りの実寸計測をして下さい。そしてもちろん、前住人が出て行った後は、もう一度きちんとした実寸計測をしておきましょう。
家具・家電の寸法を測り、どうやったら効率よく新居におさまるか考えていこう!
間取り図または設計図を手に入れ、さらに引越し先となる新居の実寸も測ったら、
次は「引越し先に持っていく予定の家具・家電の採寸」が必要です。
冷蔵庫など、設置の際に周りにある程度の余裕を空けないといけないものは、
その「余裕分の寸法」も足した状態で考えて下さい。
家具・家電リストを作り、幅・奥行き・高さの3寸法を一覧にした表を作っていくと分かりやすいですよ。
そして、同じ部屋に入れる家具・家電をはっきりさせるため、
「部屋ごとに家具・家電の表を色分けする」という形にします。
そして、表の中で色分けした家具・家電を、「どう並べればスッキリおさまるか」ということを重視して、
寸法を書き込んだ間取り図とにらめっこしながら、配置のシミュレーションをしていきます。
家具配置案は頭で考えるだけでなく、実際に間取り図に書き込むようにしましょう。
そうすれば、間違いのない家具配置案が出来あがりますよ。