荷作り時にやってはいけないこととは

引越しの際の荷作り時に

 

「多くの人がやってしまいがちだけど、
実はやってはいけないこと」
があるのをご存知でしょうか。

 

ここではそれについてお話ししましょう。

 

ダンボール箱の「底」に気をつけよう!

引越しの荷作りの際に欠かせないアイテムと言えば段ボール箱ですが、
あなたはこのダンボール箱の底を、どのような状態にしていますか?

 

まず、ダンボールの4つの辺を交互に重ねるようにして組む、
いわゆる『卍折り』にするのは絶対にNGです。

 

なぜ卍折りがダメなのかというと、卍折りにすると底の中央部分がどうしても弱くなり、ここから底抜けてしまうリスクが高くなるからです。
また、卍折りを作る際は、どうしてもダンボールの1辺を多少は折り曲げる必要がありますから、この点でも強度的な不安が出てきてしまいます。

 

ダンボール箱の底の梱包については、卍折り以外にもやってはいけないことがもうひとつあります。

 

それは・・・「ダンボール箱の底の側面を、
荷物が抜けないようにテープで補強する」というやり方。
 
これがなぜダメなのか、というのはまったく理解できない人が多いでしょう。
絶対に、この方が底抜けしにくくなるはずなのに・・・と。

 

そう、これをやれば確かに底が抜けるリスクは減らせるのですが、そのかわり、ダンボール箱を「箱の底を持って」持ち上げる際に、テープを貼った部分をつかむことになるんですよね。そのため「つるんとした感触のテープのせいで、手をすべらせて落としやすい」という、別のリスクが生まれるのです。

 

ダンボール箱の底の補強は、「テープを十字の形に貼る」というのが正解。こうすれば、もっとも荷物の重みの負担がかかる底面中央をしっかりと支えられるので、補強効果もバツグンなのです。

 

「布団の中に割れものをはさむ」のはやっちゃダメ!

多くの人がついやってしまいがちな「荷作りのタブー」はもうひとつあります。

 

それは、「布団の中に割れものをはさみ、割れものを布団のクッションで保護する」というもの。
これも一見、理にかなった方法のように思えますが、実はとんでもない間違いです。

 

なぜなら、布団というのは、あくまで寝具であって、割れものを守るためのクッションではありません。最初から衝撃をやわらげる目的で作られている緩衝材ほどの衝撃吸収力は、持っていないのです。

 

そして布団はどう見ても「割れもの」ではありませんから、引越し作業の流れにおいて、それほど丁寧には扱われません。「ポイッ」という感じでトラックに載せられたり、他の荷物を上に積まれてしまうことも少なくないんですよ。
布団そのものの重み+他の荷物の重み+作業時の扱い+運搬時の振動、という4つのリスク要因が重なることで、破損トラブルが起きてしまう可能性は意外と高いのです。

 

割れものは割れものとしてきちんと梱包し、ダンボール箱にもその旨を表示して作業員にもきちんと認識してもらったほうが、布団にはさむよりもはるかに破損リスクが少なくなることを理解しておきましょう。